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hadaka kitchenは店主Nakedが2012年8月に渋谷桜丘の物件(渋谷桜丘)と出会いOpenが決定しました◎

http://ameblo.jp/naked-shin/entry-11155199113.html

店舗は元々スナックだった小さな物件。

手作りにこだわりお店作りが2012年9月から始まりました。

まずは壁の解体に始まり。

そしてお店のペンキ塗り。

そして壁の張替え。ブロック、クロス、タイルetc...

初めての作業ばかりで失敗の繰り返し。

毎日泊まりでのバタバタの中、たくさんの人達がお仕事帰りにも関わらず手伝ってくれました◎

Shopロゴは絵描きのウラベメグミちゃんにお願いしました。イメージ通りっ

看板はロゴをそのまま手描きで◎

そして電光掲示板。

立地的になかなか入りずらい雑居ビルの3F。

お店の顔とも言える看板は後にたくさんの出会いを生んでくれたのです。

お店の出入り口には廃材を使い素材の新たな魅力を引き出す家具デザイナーのPIET HEIN EEKのSCRAPWOOD WALLPAPERをON。

お店の所々で使われている木材はホームセンターで購入。

塗装は店主好みのカラーで◎

出入り口の扉は元々あったものをそのまま使用。

店内が外から覗けるようにステンドグラスをはめ込み店内の雰囲気に合うように塗装。

ボトルや食器を並べる棚。

茶色のカッティングシートが元々貼ってありましたが

イメージに会うように全部剥がして

ホワイトとグリーンに塗った木材をカットして貼りました。

店内のレンガ塗装。

この日の作業の事はとても記憶に残っています。

毎日1人での作業で色々考え込む事も多い中

「本当に自分に出来るのだろうか」と不安になりかけていた矢先に、たくさんの人がお手伝い、そして顔を出してくれました。嬉しかったです。


パワーをもらって皆が帰った後も絶対仕上げると決めて壁を塗って塗って塗りあげました。

朝には気持ちと同じようにお店も明るくなりました◎

自分がたくさん買って来た雑貨で友人のKenが店のデコを一緒に考えてくれました。

外国の台所をイメージして作ってたのが彼にも伝わったみたいで助かりましたー。

イメージとピッタリのミラーを発見!

フランスアンティークのアーチ型ミラーです。

お手洗い場は映画「食堂かたつむり」に出てくるような雰囲気に。

蛇口は鳥さんに変えて洗面器はブリキのボウルをくりぬいて洗面台は木材で作り、それにタイルをペタペタしました。

bd worksのショウちゃん&Ripery's Sugarのハッチにお願いして流木で窓枠装飾、そして窓枠下部分は割とスペースがあったので古材パッチワークで埋めて頂きました。

カウンターに購入した板を設置。

テーブル、下駄箱もすべて手作り致しました。

そして板のすべてには木に浸透し、木を守り、木を生かす木材専用塗料植物油ベースの「ワトコオイル」を塗りました。

ワトコオイルは、亜麻仁油を主成分とした英国生まれの木材専用塗料です。

木の内部にゆっくり優しく浸透し、木の呼吸を止めず、湿度を保ちながら木の美しさを惹き出します。

人や環境に優しいだけでなく、木に対しての優しさと、美しさを追求したオイルです。

色見だけでもホッコリさせてくれます。


作業も終盤。

床の張替えです。

テーブルの高さ同様これは最後まで迷いました。

土足で入れるよう全面板にするか、靴を脱いで入れるよう優しいクッションフロアにするか。

お店に靴を脱いで入ると言う事はお店の回転が悪くなる事も意味します。

しかし思い切ってクッションフロアに。

お店のコンセプト通り「おうち」のようにゆったり出来きて落ち着ける空間を目指しました。

最後にShopロゴのデザインをしてくれたウラベメグミちゃんに、店主がイメージするお店のアットホームな世界観を絵で表現して頂きお店に飾らさせて頂きました。

めでたく店内内装は終了。

最後にお店で使用するインテリアや食器をピックアップ。

温かくてアットホームな空間を大事にしたいので、華美なものではなく何処かなつかしい素朴で温かいイメージのものを使っています。

こうしておうちごはん hadaka kitchen 2012年10月15日に渋谷桜丘にOpen致しました。

約6年間渋谷の桜丘で営業を続けましたが、ビル立ち退きの影響で2018年10月に惜しまれつつも閉店。

現在の祐天寺の店舗に2018年12月にお引越ししてまいりました。


もちろん移転先もすべて手作り。

古材や廃材、渋谷の店舗で使用していた木材も再利用し、誰かが住んだ生活の空気を吸収した色とりどりの「おうち感」をハダキチ新店舗にて再び呼吸してもらいました。


内装をしていた時の記事はこちらで見れます。

ハダキチのコンセプトはおうち。ホームパーティー。

渋谷店の時は「おうちごはん」をテーマにしてましたが、移転先の祐天寺では飲み屋だと言うのをもっと前に出して、酒場とBarを足して「おうち酒Bar」にしました(サカバーと読みます)

hadaka kitchenは"おうち”にいるようなゆったりとした気分で、ホームパーティー、友人の部屋に訪れたような気分を味わってもらえるお店を目指しています。

小さいお店ではありますが大手チェーン店のような時間制のご案内もしておりません。

おうち感覚のBar、cafe、居酒屋など様々な要素を持っています。

メニューは片寄りがなくお酒は100種類以上。

お料理は店主のおばあちゃんや母親、生活の一部から見つけたレシピをアレンジした家庭創作料理を提供しています。

またお酒やお料理を楽しむ事以外に、人と人がお喋りを通して繋がっていけるような「ほっとできる」空間を皆様と作っていく事を大切にしています。

どうぞお気軽にお立ち寄り下さいませっ